ハイリスク年子mama

子宮頸管が短い年子ママ。妊活から出産、育児に関する情報発信ブログ。

一人目初産の妊娠から出産までのストーリー②

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前回の時期で妊娠から妊娠初期までについて書かせていただきました。
入籍後すぐに妊娠が発覚した訳ですが・・・結婚式の準備をしようとしていた私たち。海外旅行が好きだったので、海外で二人だけで挙式して、帰国後に友人知人たくさん呼んで食事会しよう!なーんて話していました。が、やはり妊娠したのであれば延期せざるを得ないという話になり、夢の海外挙式はお預けになりました
(出産後、生後9ヶ月の娘を連れて念願だった海外ウェディングをする訳ですが、これはまた書きます)


admdelic.hatenablog.jp

妊娠初期から妊娠中期

妊娠初期は言うまでもなく、つわりで辛かったです。初産だと、マタニティライフってキラキラしてる!と言うイメージを強く描きがち(あるある)ですが、妊娠初期にしてこの辛さを味わい、「母親って凄いな・・・」と思わされますね。つわりを脱すると、パーッと周りが明るくなりアクティブになります。私も、戌の日の安産祈願をしてからは、体調も良かったので旦那と温泉旅行に行ったりしました。同時季節は冬だったので、そりゃもう温泉は最高でした!

美味しいご飯を食べて、ノンアルコールビールを飲み、浴衣でグータラして、朝風呂して・・・
年末年始は毎年伊勢神宮で初詣をしているので、その年も参拝しました。寒空の下、年をまたいで外宮から内宮へ移動し、家内安全、安産祈願を願いました。参拝中時折強い張りを感じましたが、椅子に腰掛けてなんとかしのぎました。実はこれ、本当によくない事です。お腹が張ったらすぐに休まないと、子宮経管はすぐに短くなりますから・・・とはいえ、初産なので、何がよくて何が正しいのかなんてわからないですよね。妊娠後期からはお腹の張りが頻繁にありますと書かれていますが、妊娠中期から張っていたら要注意です!妊娠中期はまだそんなにお腹は張ったりしません。なので、少しお腹がキューっとするなと感じたら、無理せず、なるべく横になるようにしてくださいね。

妊娠中期から妊娠後期

妊娠中期7ヶ月目の検診で、子宮頸管が短いと診断されて、自宅安静の診断書をもらいました。会社には引き継ぎを日々していたので、大きな混乱はなかったと思いますが、突然の出社停止に迷惑をかけてしまいました。
そもそも自宅安静ってどの程度の安静度なの?と言う記事はこちらに書きましたのでご覧ください。

私はトイレと食事と風呂以外は基本横になっててね、と言うい感じで、医師の言い方も柔らかい言い方だったので、絶対に動いてはいいけない!!!と言うレベルではないと勝手に判断していました。
ですが、これもよくない事です!そもそも子宮頸管が今何センチで、どの程度の安静レベルなのか詳しく聞いておく方が良いです。私はこれをしなかったがゆえ、勝手に動いていいものと判断し、無理をしてしまい入院する羽目になりました。

妊娠後期からまさかの入院

いよいよ妊娠後期。手帳を見ると、妊娠後期に入った8ヶ月の日に美容院に行ってました。その週末には友人の結婚式に出席、そしてその月には引っ越しと言う一大イベントがありました。
2週間に1回、通院し、ウテメリンを処方してもらい、子宮頸管を測ってもらいましたが、今日は伸びてる、今日はまた短い・・・と言うのを繰り返していたので、ここで私は無理をしてしまいます。多少重いものを持っても大丈夫、一日だけなら、と言う甘い考えで引っ越し日当日も梱包作業や荷ほどきをセッセと夜遅くまでやってしまいました。お腹の張りもありましたが、早く新居を綺麗にしたいと言う思いが強く・・・
案の定、引っ越して1週間後の検診で子宮頸管が1.7cmになってしまい、緊急入院しました。
入院生活は本当に辛いものです。私は過去(高校生の頃)に腎盂腎炎で1週間入院した経験がありますが、その時とは違い、先の見えない入院生活、そして何よりお腹の子の命に関わる事態であると言う事をここで認識し、辛くて辛くてたまらなかったです。

33wからの入院生活

ここから3週間の入院生活が始まります。一度入院したら正産期を迎えるまで退院できないと事前に聞いていたので、毎日点滴の痛みに耐えながら、ベッドの上でひたすらネット検索していました。
「今生まれてきたらこの子はどうなるのだろう・・・」「点滴による胎児への影響は?」「子宮頸管が短くなる理由はなに?」ブログや専門的な記事、過去のニュースなど、読み漁りました。

そのほか、テレビを見たり、本を読んだりしたけれどそれでも1日は長い。。。

 

私の一日の入院スケジュール

6:00 検温&NSTでお腹の張りをチェック
7:00 朝食
8:00 内診(子宮頸管の長さを測ったり、膣内洗浄したり、週に1回採血)
9:00 担当医の回診
10:00 事前に予約していれば2,3日に1回シャワーを浴びれる

12:00 昼食

15:00 おやつ

18:00 夕食

21:00 消灯&ドップラーによる心音確認

午前中はシャワーがある日はあっという間に過ぎてしまいます。午後は、母親が時折面会にきてくれるので、そこでペチャクチャ話したりして過ごしますが、午後と消灯後は毎日苦痛でした。
幸いな事に、私が加入していた生命保険が一時金10万円、日額1万円おりると聞いていたので、差額ベッド代を支払って個室にしていました。それが良かったのか悪かったのかは正直わかりません。一人でいれば、電話も自由に出来るので、消灯後は旦那とテレビ電話して弱音を吐く事ができました。
でも、一人という孤独もそれはそれで辛かったです。人と喋る事が好きな私は、他の入院患者さんと話す機会がもてなかったので、少し寂しかったです。次、入院してしまったら、大部屋にしようと思います。

 

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