ハイリスク年子mama

子宮頸管が短い年子ママ。妊活から出産、育児に関する情報発信ブログ。

一人目初産の妊娠から出産までのストーリー④

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前回の記事で妊娠から妊娠後期、入院、退院に至るまでについて書かせていただきました。


admdelic.hatenablog.jp

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37w6dの朝、トイレに行ったら破水?

退院後は、家の掃除やベビーグッズの買い出しなどをして過ごしていました。
休みの日には、友人たちとBBQをして過ごしました。子連れが多いBBQとなり、活発な3,4歳の子供たちの相手をしたり、久々体をフルで動かした気がします。夜寝るときは体がバキバキでした(笑)
夜、疲れ切っていたので、冷蔵庫に入っていたオロナミンCを飲んで寝ました。すると翌日、朝トイレで目が覚め、立ち上がるとチョロチョロと力を入れてないのに流れ出るものが!!寝ている旦那の横で思わず「ワワワワーーー!」と叫びました。旦那も、今まで見たことのない飛び起き方で「来たか!?」と叫んだのを覚えています。

その後もチョロチョロと流れ続け、クリニックに電話したところ、入院準備して来てくださいとのことでした。産褥パンツにフェイスタオルを詰めて、ささっと準備をして、クリニックへ。このチョロチョロ出てくる感覚が本当に気持ち悪いです。尿もれの多いバージョン?どんどん出てくるので、とにかくお尻がビショビショになるのが気持ち悪い・・・
医師に内診&羊水チェックしてもらい、破水を認められると、子宮内感染を防ぐために抗生剤の点滴を入れられました。これは、出産までのお付き合いとなります。この時点では、陣痛はなく、子宮口は1cm開きでした。助産師からは、明日朝から陣痛促進剤を投与して、出産になりますよと言われていたので、この日一日は破水の気持ち悪さと戦いながら、ゆっくり入院食を食べて、旦那と最後の2人きりの時間を過ごしました。

破水後、約12時間後に陣痛

消灯後、便意を感じトイレに行くと今までにないほどの量が出ました(汚い話ですみません)お腹もスッキリしたことだし、さて寝るかと思っていた矢先、突然子宮にズキズキとした痛みが・・・前駆陣痛は家でも感じたことがありました。なので、これも前駆陣痛であろうと思いベッドまでヨタヨタ歩いている途中で、ズキーーー!!と今までに感じたことのないくらいの痛みが!慌てて、パンツをめくるとおしるしがあって、念の為ナースコール。
看護師さんに子宮口の確認をしてもらい、3cmの開きを確認。NSTでモニタリングしながらゆっくり過ごしてねと言われ出て行ってしまったけど、陣痛の間隔がこの時点でどんどん短くなるのを陣痛カウンターで確認していました。

<<陣痛の間隔>>


10:00 陣痛を感じる 10秒ほど痛みを感じ、5分間特になし、また10秒ほど痛みを感じるを繰り返す
10:30 陣痛の間隔が7,8分 しかし、痛みがなくなることはなく、常に痛いか非常に痛いを彷徨う
11:00 間隔がすでに測れないほどの痛み 恐らく5分をきっている 子宮口8cm、旦那に連絡
11:30 喋れないほどの痛み、いきみ逃しをする 旦那到着、顔を見れないほどの痛みがずっと続く

通常、初産の平均分娩時間は15時間ほどだと聞いていたので、「え?この痛みがあと10時間以上続くの?え?無理・・・」と思っていました。が、私は子宮頸管が短かったことによりお産が急激に進んでいました。

陣痛開始から出産までの所要時間はたったの3時間

旦那が11:30に到着し、子宮口が8cm開大していたので、いよいよ分娩室へ移動となりました。もう、この時点で目が開けられないほどの痛みで、分娩室まで歩いていけと言われたのですが、もう右に行けばいいのか左に行けばいいのかすらわからず、パニック状態でした。これは、お産が急激に進んだ方にしかわからないのですが、最初の陣痛から痛みが強いので、体が驚いてしまい、力を逃すことができず全身にずっと力が入ってしまう状態でした。
分娩台に自力で這い上がるものの、もういきみたい!!!いきみたい!!赤ちゃんの頭がガチっと産道にセットされた感覚があり、看護師に「もう本当に出て来ちゃうと思います」と言うと、看護師もやばいと思ったのか、先生に大至急来るようにこの時点でオンコール。おいおい、間に合うの?遅くない?と思っていました。もういきんでもいいのに、先生が来ないが故、いきめず私はパニックになり呼吸が浅くなる。赤ちゃんの心拍も弱くなって来ていて、酸素マスクを着ける。ようやくここで先生登場。到着後1分後には会陰切開され、ドゥルン♪と長女誕生。先生がもっと早く来てくれてたらもっと早く生まれてたよ・・・苦しい思いしなくて済んだのに、看護師がコールするタイミングを見誤ったんだと今でも思います。

長女誕生

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00:18、深夜に長女が誕生しました。2540gの小さな体からは想像できないほどの元気な産声で、旦那は汗と涙で着衣がビッショビショでした(笑)私は、涙よりも、ようやく戦が終わった・・・とホッとしていました。何より無事に生まれて来て安堵していました。
私のクリニックではカンガルーケアはなく、会陰縫合し終わると、すぐに病室に自力で移動し、母子対面。記念写真を撮ったりして、赤ちゃんの温もりを感じること30分。夜間分娩と言うこともあり、すぐに就寝しろと看護師に催促されました。この看護師だけ、夜間対応で苛立っていたのかすごく素っ気なくて、印象悪かったです。その後、入院中その看護師に会うことはありませんでした。

それにしても、生まれたての赤ちゃんって暖かくて想像以上に小さくて、腫れぼったくて可愛い!この時の感動は忘れません。
つい数分前までお腹にいたのかと・・・人類ってすごいなと改めて思いました。

 

私のマタニティライフは順風満帆では全くありませんでした。切迫早産による自宅安静、入院と生活に制限され、妊娠中にやりたかったことができませんでした。安静により適度な運動もできず、体重管理ができなかったので、17kgも増量してしまい、産後ものすごくストレスでした。ですが、子は宝、苦しい思いをして生まれて来た反面、とても愛おしく感じます。一度は不妊と言われた体、婦人科系が弱い体でも、奇跡は起こる。そう信じてます。

 

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